名古屋栄のスポーツサングラス・メガネ専門店グラスヒュッテ
Glas Hutte

グラスヒュッテの日常

当店でICRX NXTレンズが選ばれる理由/NXTレンズとは?

グラスヒュッテのヒガシです^^

ここ数年当店では度付きの相談が増えてきており作成事例なんかもブログやSNSで多数アップロードしております。
その中でよく使用するレンズがございます。それがこのICRXの【NXTレンズ】です。

当店をご利用頂いている方は既にご存じの方が多いと思いますが改めて『NXTレンズとは何か』という原点から『なぜNXTレンズが選ばれているのか』という理由についてご案内していきたいと思います。

【NXTレンズとは?】

NXT素材のレンズはレンズメーカーICRXが販売しているレンズ種になります。
従来のCR-39やポリカーボネートを凌駕する次世代の素材、それが【NXT】です。

NXTは米陸軍による超軽量プロテクター開発プロジェクトから生まれた素材で、銃弾などの強い衝撃にもクラックが入らず※注1、しかも歪みのない正確な視界を実現するという厳しい基準をクリアした次世代マテリアルなのです。
(IC-Japan HPより)
※ここでの実験はメガネのレンズ素材としての
耐久度とは異なります。ご理解くださいませ。

『レンズ強度テスト』で実証されたのがポリカやCR-39を超える【耐衝撃性】【耐薬品性】【耐経年劣化】です。

ポイント①【耐衝撃性】と【耐久性】
一般的にはポリカーボネートが丈夫な素材として認知されてきましたがそれでも限界がありました。NXTは耐久性が向上されより強靭な素材となっています。

レンズ自体に負荷をかけるテストで一般的なレンズは「破損」、ポリカは歪みがよりひどくなりましたがNXTはほぼ変化なしです。
あらゆる衝撃からも高い光学性能を保持できることが証明されています。

ポイント②【耐薬品性】
NXTのもう一つすぐれているところはアルコールやエタノール、アセトン系に強いという点です。

ポリカ素材は実は薬品に弱く、エタノールなどでレンズ表面を拭いたりすると簡単に痛むもしくは破損の状態になります。
スポーツサングラスの多くはポリカを使用していることが多く当店でも『メガネ用のエタノールで拭いたらレンズがボロボロになった・。』とうお声が多数あります。

NXTはたとえ薬品で拭いてしまっても高い光学性能が落ちることはありません。

NXTを要約すると『耐衝撃性と耐薬品性と耐久性と光学性能』に優れているレンズとなります。

では『NXTが当店で選ばれる理由とは?』何かご案内します。

『NXTが選ばれる理由』

当店でNXTレンズでの作成事例が多い理由、それは

ハイカーブフレームでの強度数が作成可能』
『一眼レンズ風の度付きが作成可能』
『廃盤品でもレンズ交換可能』


NXTの耐久性の良さでも選ばれますが当店で一番多い理由はコレです。

例えば「OAKLEYの純正で度付きが作れないと断られてしまった・・」こんな経験がある方もいらっしゃると思います。
基本的に作成限界度数が狭い事が多くメガネユーザーの悩みでもありました。

ICRXのレンズは純正の作成範囲よりも幅広く対応しておりフルオーダーで一から作成する為度数関係なく廃盤商品のレンズ交換も可能。

凄技ブログでも多数事例があります。
「-6.00で作るレーダーロックダイレクトレンズ」
「強度近視用ロードバイクサングラス」
バレーボール用度付室内用サングラス作成事例/合算-6.50度数
医療用度付きゴーグル~ESS~などなど

どれも強度数で純正では作成できない度数ですが見事に仕上がっています。

見え方もカーブによる歪みが少なく『自動補正』付きになっています。

ここまでくると『NXTって万能なのか?』そう思われる方もいるかもしれませんのであえて【デメリット】もお伝えしておきます。

【作成限界度数について】
もちろんどこまでも作成できるという訳ではなく限界があります。
それは目幅や希望のモデルのフレーム設計によって異なります。
度数との相性によってはレンズ端のスリ残しが発生します。
【レンズ厚】
レンズ自体はとっても軽いのですが厚みが出やすくなっています。
逆にこの厚みのおかげでフレームと顔との隙間が減るので保護用としては申し分ないです。
【耐久度】
このNXT素材は『割れないのではなく、割れにくい』素材です。
というか割れた所は当店ではまだ見たことがありません。
ですが、ヒビが入る事はあります。
レンズ厚の薄い箇所は衝撃が逃げにくい為クラックが
発生しやすくなります。
【作成期間】
通常のメガネの納期よりも時間がかかります。
大体1ヶ月程。フルオーダーの為。

ですがデメリットも含めてもメリットの方が圧倒的に多い素材ですので私はスポーツ用で度付きをご希望の方は必ずご案内するレンズ素材です。
スポーツシーン、特に球技やスピード競技での使用目的であれば安全を考慮してNXTレンズでの作成を推奨しております。

長々と書きましたがもっと詳しく見たい方はICRXのホームページからご覧くださいませ。
➡️http://www.ic-j.co.jp/lens/icrx/feature_technology/

  1. NXT素材ですが加工条件によっては
    レンズ厚が薄くなり、外部からの衝撃で
    クラックが入る場合もあります。
    特にサバゲーシーンでのBB弾の被弾も
    ヒビが入る場合がございます。
    ご了承くださいませ。
    ↩︎
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