名古屋栄のスポーツサングラス・メガネ専門店グラスヒュッテ
Glas Hutte

バイヤー「推しの逸品」

フルフェイスヘルメット用にお勧めのメガネ&改造/OAKLEY

今回はタイトルにある通り、
フルフェイスヘルメットと
相性がいいアイウェアの代表例として
1本ご紹介!

それがこちら🔽

OAKLEYのメタルモデル
『Wire Tap 2.0 RX』
6カーブのハーフリムタイプ。
なぜこのモデルがお勧めなのか?
ポイント毎にご紹介していきます。

ポイントは5つ
①鼻あての可動域
②フロントの角度
③フレーム素材
④ストレートテンプル
⑤耳曲げとテンプルカット

ポイント①鼻あての可動域

バイクの種類にもよりますが
真っ直ぐの姿勢で乗る場合と
『前傾姿勢』で乗る場合がございます。

この場合いつも通りのメガネの掛け方だと
下図の様になってしまいます。

こうなってしまうとメガネの意味がなく
なってしまう為、全く使い物になりません。
前傾姿勢時でもしっかりとレンズが
目の前に来るようにフィッティングできる
様な仕様のフレームが必須になります。

ここでまず必要なのが『鼻当ての可動域が広いフレーム』です🔽

このWire Tap 2.0RXはご覧の様に
鼻あてのアームを器具を使って
伸ばすことが可能です。
お客様の姿勢、骨格に合わせせて
この位置を調整することで
前傾姿勢時でもしっかりとレンズを
目の前に添えることが出来ます。

これなら前傾姿勢をとる
ライディングスタイルでも正面は
よく見えるようになります。

しかしこの状態では
バイクを降りた際にメガネの焦点が
上にズレたままになってしまいます💦

そうならない為のお勧めパーツが
もう一点、それがこちらの『スライド式パッド』🔽


このパッドは自分の手でパッドの位置を
上下に調整が可能。
乗車時と降車時にメガネの掛けいちを
ワンタッチで行える優れ物です。
このパッドを装着する事でより
便利なメガネにアップグレードです👍

ポイント②フロントの角度

ポイント①の方法でメガネの掛け位置を
変えることが出来ましたが、もう一つ押さえて
おきたいのが『フロントの角度』です。

このWireTap2.0RXは真横から見ると
ご覧の様に傾斜が付く様な設計になっています。
遠方から近方まで視線を上下に動かした時、
レンズが視界に入り見切れないように
斜めになっています。
しかも下側はナイロール設計と呼ばれる
縁がないハーフリムタイプ。
開放感のある視野になっております。
度数に合わせてレンズ上下のサイズ変更が
できるのも良いです。

今回はノーズパッドでかけ位置の調整が
出来ているので問題ありませんが、強度数の
方や傾斜がつき過ぎてしまっている場合は
角度調整できるフレームを選ぶと
良いです。

ポイント③フレーム素材

メガネのフレームは様々にありますが
ヘルメット着用時というのは顔と
フレームの隙間は全くなく、圧迫された
状態になります。
その為セルフレームなどは分厚い形状が
多く着用時の圧迫感が非常に高いです。
それに比べメタル素材は薄い上に丈夫。
着用時の圧迫感を軽減してくれます。

今回のWireTap2.0RXはメタルモデル。
他のメタルシリーズよりもシャープな
印象ですがスポーツ用にデザインされており
軽量性と丈夫さが特徴のアイウェアです。

ポイント④ストレートテンプル

ここも結構重要でヘルメットと顔の隙間が
ほとんどない為、差し込むようにメガネを
かけます。
その際、極端に湾曲しているフレームだと
途中でつっかえてしまい上手く掛けられません。

このWireTap2.0RXはご覧の様にストレート
になっており、メタル素材なので多少
曲げることも可能。またヒンジ部分には
スプリングが内蔵されており、フロントが
曲がらない様な構造になっているのも特徴。

フロントに厚が掛からないので、レンズへの
負担もなく非常に機能的な設計となっております。

ポイント⑤耳曲げとテンプルカット

実はバイク乗りのお客様から頂いた声で
「今のメガネ真っ直ぐだから掛けやすいんだけど、
ヘルメット外した時にメガネもスポって取れちゃうんだよね。
急ブレーキした時も勢いで前にズレちゃったし。。」


そうなんです、実はポイント③でお勧めした
ストレートテンプルは差し込みやすいけど逆も然り。
簡単に前後に動いてしまい場合によっては
取れやすくなってしまうのです。

本当にそんな事になるの?って思っていましたが
これが割とお客様の声として頂くケースが多かったので
勉強になりました。

そして結論に至ったのがこの『耳曲げ』と『テンプルカット』です。

『耳曲げ』とはテンプルの先を耳の形状に
沿わせるように下に曲げ、耳にひっ掛かるように
するフィッティングです🔽

このWireTap2.0RXはメタルの芯になっており、
コツは入りますがご自身の指で曲げる事が可能。
耳に引っ掛かるようにしっかり曲げられます。
しかもこのテンプルは細い為、ヘルメット
着用時でも差し込みやすいのがグッドポイント👍

ただここで一つ重要なのが、頭部の
大きさは個々で違うという事。
お客様の目から耳までの長さによっては
このテンプルが長すぎてヘルメットに
差し込みきれないなんて事もよくあります。

そこでもう一つ行うのが
『テンプルカット』

上のテンプルはカット後
下はカット前です。
大体1cmほど今回はカットしました。
中の芯は専用のニッパーでカット出来るので
お客様の着用に合わせてご提案致します。

こうする事でよりヘルメットとの相性もバッチリに👌

ちなみに今回はこのWireTap2.0RXの素材を
そのまま生かして加工しましたが、元々太めの
グリップモダンが付いている様な場合は、下図の
様に先セル(プラ)に付け替える事で装着をスムーズにし、
先端を削るなどの加工も施せます🔽

以前ラリー選手の勝田選手にも似たような
加工を施した作成事例があるので
是非ご覧くださいませ🔽



という事で上記のポイントを
おさえたアイウェアならフルフェイスヘルメットとも
相性が良いメガネを作成する事ができます。
もちろん他のモデルでも該当のものがあれば
同様の加工もさせて頂きますので
お気軽にご相談くださいませ!

あ、それと最も重要なことをお伝え
し忘れておりました💦

バイク用のメガネをご検討の際は
必ず【ヘルメットをご持参くださいませ】
店内での着用は構いませんので
是非お願い致します。

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