※2023年9月19日更新
今回は登山用サングラスの中でも
「雪山登山」をしているお客様がご来店。
特殊だったのは、そのお客様は標高が
4,000m級の山に登られるということです。
日本一高い山はもちろん富士山です。
富士山の標高が3,000m級ということから
海外の山に行っていることになります。
標高が高くなると日差しが強く、
様々な濃いレンズのサングラスを試したが眩しい。
「とにかく眩しくないもの」がいいということで、
フレームよりもレンズの選択が重要となりました。
雪山は一面真っ白のため、コントラストを重視した
レンズでなければいけませんが、
4,000m級ではどんな光の強さなのか
私達も想像ができませんでした。
そこで、店頭にて偏光レンズタレックスの
レンズカラーをいろいろ試していただきました。
https://www.glashutte.jp/talex/for_climbing/
なかなかご希望に沿うカラーが見つからない中、
ふと目に入ったものが…
エベレスト登頂を果たした三浦雄一郎さんの記事
でした。
フレームカラーも目立ちますが、
お客様の目に止まったのは、
「使われてるこのレンズはどんなものでしょうか?」
そこでご案内したのが、
この【エベレストオレンジ】でした。
このレンズは可視光線透過率6%の
カテゴリー4に属しており、
日中においても運転不適合色として、
通常使用では使えないカラーになります。
ちなみに通常販売している各メーカーで
濃いと言われるレンズカラーは、
可視光線透過率が9%までで
カテゴリー3に属して日中の運転適合色です。
お客様にエベレストオレンジを外で見ていただくと
「この濃さなら眩しくない!この色を探していた!」
というお声をいただけました。
販売しているレンズカラーの中で一番濃くても、
雪山でしかも4,000m級という想像できないほど
特殊な環境では色が薄く感じ、
カテゴリー4の濃さが必要だということが
わかりました。
※エベレストオレンジは度なしのみです。
エベレストオレンジは
メーカー完全受注生産品の為
なくなり次第完売となります。
2023年9月19日現在
8cのみ注文可能。
6C は廃盤になりました。
こちらについてのご相談は、
スタッフ 立松までお声掛けくださいませ。